レッドブル・レーシングのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2025年のF1世界選手権を前に、FIA(国際自動車連盟)がジョニー・ハーバートをスチュワードから外す決定を下したことについて、マックス・フェルスタッペンが影響を与えたという見方を否定した。今週初め、FIAはジョニー・ハーバートがスチュワードを務めることはないと発表した。F1の統括団体は、ハーバートがギャンブル関連のウェブサイトで頻繁にコメントを発表したり、F1関連の意見を述べたりしていることを理由に挙げた。
ジョニー・ハーバートは昨年、メキシコシティグランプリで、ランド・ノリスとの接触により10秒間のペナルティを2回科されたマックス・フェルスタッペンのドライビングを批判していた。マックス・フェルスタッペンに対する批判は、父親であるヨス・フェルスタッペンを怒らせ、メディアで反撃した。ジョニー・ハーバートは、スチュワードとしての役割に加えて、解説者として意見を述べることに問題はないと主張したが、FIAは新シーズンを前にして措置を取った。「まず、これはマックスとはまったく関係がない。しかし、これはまったく正しい判断だ」とホーナーはオートスポーツ・アワードでSkyに語った。「メディアで働くスチュワードはありえない。プレミアシップ(プレミアリーグ、サッカー)でも、他のプロスポーツでもありえない。まったく不適切だ」「スポーツの規制側か、メディア側か、どちらか一方にしか属することはできない。両方の立場に立つことはできないのだ」モータースポーツにおけるハーバートの新たな役割FIAを去ることが発表された直後、ジョニー・ハーバートの新たな役割として、ローラのグローバルアンバサダーが明らかになった。ローラは2025年にFIAの全電気自動車選手権であるフォーミュラEに参戦し、世界的なモータースポーツに復帰した。ローラは発表で次のように述べた。「1991年のル・マン優勝者であり、グランプリで3度の優勝経験を持つ人物がローラ・カーズに加わり、モータースポーツの最高峰での存在感を高め、持続可能なモーターレースの未来を推進していくために、その専門知識を活かしてくれることになった」
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