レッドブルは、F1イギリスGP予選でセバスチャン・ベッテルがポールポジション、マーク・ウェバーも2番手に入りフロントローを独占した。レッドブルの速さは次元が違った。ポールポジションを獲得したセバスチャン・ベッテルと3番手フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とのタイム差は実にコンマ8秒。Q3は、イギリスGPの予選は、事実上レッドブル同士の戦いだった。
セバスチャン・ベッテルは、今シーズン5度目のポールポジション。レッドブルは10戦中9戦でポールポジションを獲得しており、フロントロー独占も5回目となった。セバスチャン・ベッテル (1番手)「シルバーストンは素晴らしい。繰り返し言うことしかできないけど、コーナーのコンビネーションは本当に楽しい。特に予選はね。僕たちのクルマは明らかにこのような種類のコーナーでとてもうまく働いているし、ここでの到達スピードは素晴らしい。僕たちはみんな少しクレイジーだと思うけど、とっても楽しいよ。新しいセクションも良いし、特に大きなバンプがあって新しいセクションに入るターン11とターン12はいいね。本当にこのトラックが好きだし、幸運なことに僕たちのクルマはいつもここでとてもうまく働いてくれる。今日はタイトなセッションだった。Q2ではあまり満足できなかった。ハードに攻めすぎたし、少しやり過ぎたと思う。だからQ3はもう少しコンサバティブに行った。それでもプッシュしなければならなかったし、2つの力強いラップができた。最終的にポールを獲れたし、明日にとって重要なことだ」マーク・ウェバー (2番手)「かなり良かった。僕たちはベストを尽くしたと思う。またセバスチャンととてもタイトな戦いになったけど、残念ながら彼を捕えられなかった。でも、明日は長いグランプリだ。スタッフに感謝しなければならないね。彼らは今週末クルマを準備するために完全に没頭していたし、素晴らしい仕事をしてくれた。僕たちは最前列にいるけど、僕たちのライバルたちはもっと難しい一日だったので興味深いね。セブと僕は予選に向けて異なるスペックのフロントウイングで走行したけど、どちらがベストかまだ評価しているところだし、大きな差があるかはわからない。どのグランプリに対する努力も独特だけど、イギリスの応援は大きいね。ここには大きな産業があるし、F1は何十年もここにあるので、ここには人々の情熱や願望が反映されている」関連:F1イギリスGP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション