レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2023年最終戦F1アブダビGPとシーズンを振り返った。レッドブル・レーシングは、ドライバーズ選手権でマックス・フェルスタッペンがチャンピオン、セルジオ・ペレスが2位とチーム史上初のワンツーフィニッシュを達成し、コンストラクターズ選手権でも、フェルスタッペンのアブダビグランプリでの勝利により、22戦中21勝という驚異的な勝率でシーズンを終えた。
「信じられないとしか言いようのない1年が幕を下ろした。このマシンは歴史に残る特別なマシンだ。22戦中21勝というのは、我々が想像もしなかった快挙だ。毎週、毎週、トラックで会っている人たちだけでなく、何よりもファクトリーの舞台裏でビジネス全体に携わっているすべての人たちにとって、素晴らしい一年だった。すべてのサポートスタッフが、このマシンを作り、送り出し、運用する役割を果たした。なぜなら、このチームには信じられないほどの勝利のスピリットがあり、それを貫く彼らの決意は信じられないほど強いからだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「それに加えて、マックスとチェコ。彼ら自身が並外れたチームだ。彼らのハードワークとコミットメントが、史上初のPlとP2フィニッシュをもたらした。マックスはシーズンを通して欠点がないに等しく、毎週のように前回の成績を上回り、これまでで最高の1年となった。それに比べてチェコは、同様に最高の1年を過ごし、チャンピオンシップで最高の成績を収めた。彼にとっては決して楽な道のりではなかったが、必要なときに力を発揮して2位を獲得した。最後に、この歴史的シーズンで同じように役割を果たしたパートナーとファンに感謝したい。彼らのチームへのコミットメントはシーズンを通して揺るぎないものであり、そのサポートに心から感謝している」「このクルマから得たすべての教訓を、20台目のマシンに活かしていきたい。 この2つのタイトルを防衛するために努力を続ける20年目は、僕たちにとってはまた特別な年になるだろう。準備はすでに始まっている。この休暇を楽しみながら、2024年シーズンに何が起こるか楽しみにしている」