レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、自身とメルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフを現在のF1チームプリンシパルの中で最後の“恐竜タイプ”のキャラクターだとユーモラスに表現した。ESPNのポッドキャスト『Unlapped』に出演したホーナーは、チーム代表の定義が2005年にグリッドについた当初とどう変わったかについて語った。
「チーム代表会議で部屋を見渡すと、私が年を取っただけかもしれないが、そこにはより多くのマネジャーがいて、起業家的な側面よりも技術的な側面が強くなっている」とホーナーは語った。「だから、トトと私はおそらく、他のキャラクターに比べてより恐竜タイプのキャラクターだと思う。たとえ私がチーム代表としてはまだ若い側にいたとしてもね」「だが、最近のチーム代表のダイナミックさや定義は、私がこのスポーツに入ったばかりの頃とは大きく異なる」49歳のホーナーは、チーム代表会議は『Netlfix』に映し出されるような激しいものばかりではないと説明し、常にヴォルフに「自分のクソマシンを直せ」と言うわけではないと認めた。ただし、常にそうだったわけではない。ホーナーは、バーニー・エクレストン時代のF1がどのようなものであったかを明かし、会議がどのようなものだったのかを暴露した。「問題は、今部屋を見回すと、非常に異なる個性がいるということだ」とホーナーは語った。「私がこのスポーツに初めて入ったとき、ロン・デニスがいた。彼は自分が何を主張するかについて情熱を持っていた。フラビオ・ブリアトーレは偉大な人物だった。ロン・デニスが黒だと言うなら、彼は白だと言った」「ジャン・トッドは、フェラーリとフェラーリに関するあらゆるものを容赦なく守り、一切の妥協を許さなかった。バーニー・エクレストンがそれを取り仕切ると、バーニーは部屋を切り裂き、会議が始まる前にマックス・モズレーとすべてを整えてしまう」「フランク・ウィリアムズ......本当に偉大なキャラクターと個性の持ち主がたくさんいた」
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