レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2022年F1第12戦フランスグランプリの予選を振り返った。チームメイトのカルロス・サインツによる強力なトウを利用してポールポジションを獲得したシャルル・ルクレール(フェラーリ)に僅差で及ばなかったマックス・フェルスタッペンは、明日のフランスGP決勝を今シーズン8回目のフロントローからスタートする。
セルジオ・ペレスは予選セッション終盤で大きくタイムを伸ばし、3番グリッドを手にした。「今日のフェラーリは我々に対してアドバンテージを持っていたが、アタックのアプローチに関しては、彼らはダウンフォースをやや増やしている一方、我々はダウンフォースをやや削っている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「いずれにせよ、重要なのは明日の決勝で、我々は両マシンを上位に並べられた。2対1は戦略面で常に有利で、このサーキットは戦略が決定的な役割を果たす可能性がある。明日のカギになるのは、ターン11や12などのロングコーナーとセクター1でフロントタイヤをどれだけ長持ちさせられるかだろう」「今日のパフォーマンスを向上させるために昨夜はシミュレーターで多くの作業を行い、ファクトリーも徹夜でハードに働いてくれた。結果的には2番手・3番手となったが、決勝ではこの位置から仕掛けていけると考えている。明日は高温・強風のコンディションになるので、目が離せないバトルになるはずだ。予想通りの展開になり、トップスピードを活かしてシャルル(ルクレール)に接近できれば、オーバーテイクのチャンスが生まれるだろう」
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