レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2022年F1第11戦オーストリアグランプリのスプリントを振り返った。マックス・フェルスタッペンはレッドブル・リンクでのスプリントを完全制圧し、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツのフェラーリ勢を下して日曜日のオーストリアGP決勝をグリッド先頭からスタートする。
一方、予選後のペナルティで13番グリッドからのスタートとなったセルジオ・ペレスは目覚ましい挽回を見せて5位でフィニッシュ。大胆なオーバーテイクムーブを連発したチェコはファンに多くのスリルを提供した。「昨日ポールポジションを獲得し、スプリントで優勝して明日のレースに向けて首位を守れたのは素晴らしい結果だ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「マックスはDRS圏内から後続を引き離すためにタイヤを酷使していた。かなり長いスティントで、フェラーリ勢はタイヤをセーブしていたが、これは私たちが選んだ戦略で、序盤でのプッシュが最後に報われる形になった。マックスは巧みにレースをマネージし、彼にとっては十分安定したレースになった」「昨日はチェコに厳しいペナルティが科せられたが、今日の彼は驚異的なスタートを見せ、ライバルたちを仕留めて順位を8つ上げて、彼がいるべきポジションまであとわずかひとつの5位まで挽回してみせた」「明日は目が離せないレースになる。フェラーリ勢は速いので、明日も良いスタートを決めて、1周目をパーフェクトにまとめて自分たちの仕事に集中する必要がある」「オレンジアーミーをはじめ、ここレッドブル・リンクでチームとマックスに向けられている応援は驚異的だ。ファンは世界のどこでも素晴らしいが、ホームレースは最高だ。明日もエキサイティングなレースになるだろう」