レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、メルセデスの“ゼロポッド”を備えたW13は合法だとみなし、チームがそのデザインを禁止すべきだと考えているとの報道を否定した。メルセデスF1が急進的なサイドポッドを登場させた木曜日の朝に、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・レーシングの空力チームがその概念を「理解」して「消化」するのに時間をかけていることを明らかにしていた。
しかし今、レッドブル・レーシングは、メルセデスF1がFIA(国際自動車連盟)との定期的なコミュニケーションの中で設計したとするサイドポッドは合法であるという結論に達した。F1バーレーンテストの初日の朝に、クリスチャン・ホーナーがメルセデスW13のサイドポッドを「違法」だと語ったと伝えられたが、レッドブル・レーシングとホーナーの両方がその報道を否定した。アップデートされたメルセデスW13について質問されたクリスチャン・ホーナーは「面白いと思う」とRacingNews365.comに語った。「メルセデスが思いついたものは非常に革新的だ。それは我々が追求したコンセプトとはまったく異なるコンセプトであることは確かであり、他にもいくつかのコンセプトがあると思う」「これは、 F1の厳しいレギュレーションの範囲内でも存在する創造性を示しており、非常に異なるソリューションが現在出てきている。それが正しいルートであるかどうかは時間だけが教えてくれる」「F1で見られるのは、デザイン哲学が一定期間にわたって収束する傾向があるということだと思う。しかし、このスポーツの良いところは、白紙を手に手渡されれば、10の異なる解釈が得られることだ」「明らかに、メルセデスは極端なものを考え出した。それは異なる解釈だ。だが、我々がそれが合法であると考えているかちう質問に答えると『イエス、完全に合法だ。すべてのボックスをチェックしているようだ』ということになる」
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