元F1ドライバーのジョリオン・パーマーは、レッドブル・レーシングが今週のF1バーレーンテストに先立って、多くのトリックを隠していると考えている。レッドブル・レーシングの2022年F1マシン『RB18』は、F1バルセロナテスト初日にマックス・フェルスタッペンがガレージを出て初めて公の場に姿を現した。
F1チームは、2022年のF1レギュレーション変更を受けて、可能な限り多くのダウンフォースを手に入れることを目指しているが、レッドブル RB18はアグレッシブな新しいサイドポッドを備えており、フロア全体に多くのソリューションが詰め込まれている。しかし、3月10日にバーレーンでテストを再開したときには、レッドブル・レーシングはさらに多くのサプライズをもたらすとジョリオン・パーマーは期待する。F1チームは、バーレーン・インターナショナル・サーキットで3日間テストを実施し、新シーズンの開幕戦バーレーンGPにむけて車を完成させる。「レッドブルは車にやらなければならないことがたくさんあることを認めてはいるものの、全知的にそれなりの位置にいるように思う」とジョリオン・パーマーはFormula1.comに語った。「しかし、今のところ、彼らはおそらくどのチームの中でも最も隠していると思う。そのため、バーレーンで見る価値は十分にある。レッドブル・レーシングがバーレーンでいくつかの追加の秘密を明らかにすることを期待しているジョリオン・パーマーだが、最も多くのアップグレードをもたらすためのはメルセデスだと考えている。メルセデスF1は、バルセロナでドラマのないテストを行い、スペインでの仕事に満足してサーキットを離れた。「メルセデスは、深刻なメカニカル問題なしに走行距離を伸ばし、最終日にスタート練習、ピットストップ、ルイス・ハミルトンのセミレースシムというプレシーズンの儀式を行うという、いつものようにかなりメトロノミックだった」「すべての車にある程度影響を与えたポーポイズ現象は、初日のメルセデスでは特に厳しいようで、ドライバーは最初は特に満足していなかったが、最も柔らかいC5タイヤの助けを借りたラップタイムと同様に3日間を通して改善したように見えた」「ジョージ・ラッセルは、ハミルトンと並んですぐに落ち着き、熟練されたように見える」「現役コンストラクターズチャンピオンとチームの全員とってまともなスタートだった。メルセデスは次回バーレーンで最も多くのアップグレードを導入し、彼らの本当のペースをもう少し披露する可能性があると感じている」