レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、エンジンパートナーのホンダがF1から撤退することでレッドブル・レーシングが弱くなるとは恐れていないと語る。2015年からF1に参戦してきたホンダは、2021年にマックス・フェルスタッペンのF1ワールドチャンピオン獲得に大きな影響を与えるF1パワーユニットを作り上げてF1から去った。
しかし、ヘルムート・マルコは、ホンダF1がいなくなったとしても、残されたエンジンは強力であり、レッドブル・レーシングが弱くなるとは考えていない。2022年からF1エンジンは凍結され、ホンダF1は2022年もレッドブルの両チームへのエンジンの製造を続ける。当然、2022年に導入されるE10燃料への対応も済ませているはずだ。「ノーだ。なぜなら、現実艇に何も変わらないからだ」とヘルムート・マルコはLa Gazzetta dello Sportに語った。「ホンダは我々のためにエンジンの製造を続ける。今との違いは我々が彼らに代金を支払わなければならないことだけだ。そして、この構造(レッドブルが遅れをとらないようにすること)は、F1エンジンの開発の凍結を伴う場合にのみ可能だった」最終的にレッドブルは、新しく設立されたレッドブル・パワートレインズを使用してエンジン部門全体を運営する。その後、ホンダのF1エンジンはレッドブル社内で維持され、2026年に向けて独自のエンジンの製造を開始する可能性があるだが、レッドブル・パワートレインズが完全に機能するのはいつになるのだろうか?ヘルムート・マルコは「今のところ、それは来年の夏に起こるとだけ言っておこう」と語った。
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