レッドブル・レーシングは、今季チームのテスト兼リザーブドライバーを務めていたアレクサンダー・アルボンが2022年にウィリアムズに移籍することを発表。F1でのマイレージを経験を積む機会を与えられたことに満足していると述べた。2019年と2020年にレッドブル・レーシングとスクーデリア・トロロッソの両方でレースを行い、2回の表彰台と一貫したポイントを獲得したアレクサンダー・アルボンは、ニコラス・ラティフィと並んでウィリアムズのF1レースシートで2022年にF1に復帰する。
アレクサンダー・アルボンは、今シーズンのRB16Bの開発において重要な役割を果たしており、最近、初勝利を収めたDTMでのレースと並行して、シミュレーター作業とタイヤテストに重点を置いてきた。2022年のレッドブル・レーシングおよびスクーデリア・アルファタウリのシートは全て埋まっており、レッドブルF1はアレクサンダー・アルボンの開発をさらに支援するために2022年のF1ドライブを確保するのを支援するために舞台裏で取り組んできた。レッドブルとアレクサンダー・アルボンのテスト兼リザーブドライバーとして契約は今季までとなっており、2022年はレッドブル・ファミリーを出て、ウィリアムズでレースをすることになる。アルボンのウィリアムズ移籍に関しては、メルセデスのF1エンジンを搭載するチームであるため、メルセデスのF1チーム代表であるトト・ヴォルフは、レッドブルとの関係を断ち切ることを条件に挙げていた、契約面ではそもそも問題ではなかった。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「我々はアレックスを非常に高く評価している。2022年の我々のラインナップをフィックスしたことで、彼がF1マイレージと経験を積むことができる別のチームのシートを見つける手助けことが我々の課題だったが、それをウィリアムズ・レーシングで実現できたことを嬉しく思う」とコメント。「アレックスは今年のテスト&リザーブドライバーとしての役割において非常に貴重な資産であり、毎週末にシミュレーターからマシンにパフォーマンスをもたらすことに役立ってきたが、彼のキャリアにとって、F1レースシートからもう1シーズンは慣れないことが重要だった」「来年のグリッドでの彼の居場所が確保され、彼がこの機会を実現することを嬉しく思っている。我々は彼の密接にフォローしていく」関連:ウィリアムズF1、アレクサンダー・アルボンとの2022年の契約を発表!ニコラス・ラティフィの残留も決定