マックス・フェルスタッペンとホンダF1のエンジンはイギリスGPでの51Gのクラッシュを乗り越えたが、RB16Bが大破したことで約75万ユーロ(約9700万円)の損害を被ることになった。マックス・フェルスタッペンは、F1イギリスGPのオープニングラップのコプスでルイス・ハミルトンと接触。高速でタイヤバリアにクラッシュし、その衝撃は51Gに及んだ。
ホンダF1はエンジンを救うことができると考えており、マックス・フェルスタッペン自身も幸いにも打撲傷と首の痛みで済んだ。しかし、シャシーは大破。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、被害額を約75万ユーロ(約9700万円)と見積もった。これはレッドブルF1が新しいRB16Bを組むために費やす金額であり、予算上限が設けられていることで、今年のマシン開発や来年のマシンに影響を与える「現状では、エンジンの状況はまだはっきりしていないが、約75万ユーロかかる」とヘルムート・マルコは RTL に語った。「特にコスト上限の時代には、それはかなりの金額であり、我々を傷つける」F1イギリスGPでのリタイアが、メルセデスF1とのタイトル争いのターニングポイントになってしまった場合、それはさらなる経済損失に繋がることにあんる。だが、幸いなのは、マシンは大破しても、マックス・フェルスタッペンは「無事」であり、「ほんの少しの首の痛み」に苦しんでいるだけなことだ。ヘルムート・マルコは、来週末のF1ハンガリーGPでマックス・フェルスタッペンは違うマシンで戻ることになると語る。「残念ながら、完全に損傷しているため、あの車にはもう乗れない」とヘルムート・マルコは語った。「しかし、ハンガリーでは非常にやる気のあるマックスを見ることができるだろう」
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