レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、2021年F1プレシーズンテスト2日目の作業を振り返った。テスト2日目は今季から加入したセルジオ・ペレスが登場。ロングラン主体のプログラムで117周を走破し、8番手のタイムとなる1分31秒682をマークした。
「本日、セルジオ(ペレス)はピットストップを含めたフルレースのシミュレーションに取り組んだ。彼がチームにさらに溶け込み、手順に慣れるためにとても有益なことだ」とギヨール・ロケリンはコメント。また、セッション中にRB16Bのエンジンカウルが破損するというアクシデントがあったが、走行プログラムに影響は与えなかったとギヨーム・ロケリンは語る。「いくつか小さな問題があったが、大きな問題ではない。エンジニアリングプログラムに影響を与えることもなかった。ある意味、そういった問題はテストのうちに見つけておきたいことだ。それらの問題を除けば、今日も充実した日だった」「ラップタイムを追求したわけではなく、硬めのコンパウンド1種類でしか走行していないので、タイムシートから結論を得られないのは明らかだ。全体的には良い2日間だった。明日も充実した1日にして、テストを締めくくりたい」