レッドブル・レーシングのレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、2021年F1プレシーズンテスト1日目の走行プランを説明した。レッドブル・レーシングの初日はマックス・フェルスタッペンが走行を担当。午前で60周を走行してトップから0.042秒差につけると、午後はさらに精力的に走行し、全体で最多の139周まで周回数を伸ばした。
午後のセッション前半では砂嵐が発生。路面のグリップが著しく低下し、特に走行ラインを外すと厳しいコンディションだったが、日が暮れていくと同時に状況がやや改善し、照明が灯る頃にフェルスタッペンはC3タイヤで最速タイムを記録した。「今日はうまくいった。特に午前中は風が強く、かなり難しいコンディションだった。午後は少し落ち着いたが、砂埃が舞い、空気がかすんでいて走りにくい状態だった。走り込みたい周回数の目標と、かなり忙しい走行プランを立てていたが、その両方を達成することができたのでとても満足している」とギヨーム・ロケリンは語った。「この段階では、ラップタイムは重要ではない。初日にタイムシートのトップに立ったからといって、マックスが興奮しすぎるようなことはないだろう。それよりも重要なのは、プランに従って周回を重ねられたことだ」「明日のセルジオの走行ではもう少しコンディションが良くなることを期待している。空気がそこまで霞んでいるような状況になならないようだが、風はまだかなり強いようだ。チェコ(ペレス)もほぼ同じプランになるので、明日も良い日になることを楽しみにしている」
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