レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、ホンダとの最終年となる2021年のF1世界選手権にむけて意気込みを語った。2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングは、パートナーシップ初年度からレースで勝利を挙げるなど競争力を発揮してきた。しかし、目標であるタイトルにはまだ手が届いておらず、最終年にそれを実現するべく新車RB16Bの開発に取り組んできた。
「ホンダとの3年目のシーズンを迎える。このパートナーシップの最終年にふさわしい、最大限のパフォーマンスをコース上で発揮すべく、チーム全員に士気がみなぎっている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「手強いライバルに対して、自分たちがどの位置にいるのかという部分は理解しているが、我々は真のレース屋であり、ホンダと同様に、タイトル獲得を目指して戦うという決意が年を経るごとに強くなっている」「ホンダはこれまで、競争力のあるPUを供給すべく、ハイブリッド技術に多くのものを注ぎ込んでくれた。今もなお、パフォーマンス向上に懸ける彼らの献身と情熱には、本当に感謝している。このオフの間にも、新しいPUから少しでも多くのパフォーマンスを引き出すために、同じく我々のパートナーであるエクソン・モービルとともに懸命に開発を続けてくれた。我々レッドブル・レーシングとしてもそれに応えるべく、新たなマシンであるRB16Bの開発に昼夜を問わず挑んできた」「実際には、シーズン序盤の数戦が終わるまでは、ライバルに対する自分たちの本当の実力は測れないが、ホンダ、そして我々の経験豊富なドライバーであるマックス(・フェルスタッペン)と、チェコ(セルジオ・ペレス)とともに、この挑戦に向けた準備はできていると考えている」
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