レッドブル・ホンダF1は、来週アブダビで開催されるヤングドライバーテストにユーリ・ヴィップスとセバスチャン・ブエミを起用することを発表した。エストニア出身のユーリ・ヴィップスは、2018年からレッドブルのドライバープログラムに参加しており、今年はいくつかのレースでリザーブドライバーを務めている。
今年、ユーリ・ヴィップスは、負傷したショーン・ゲラエルの代役としてFIA-F2選手権に8戦出場。ムジェロでは表彰台を獲得した。ユーリ・ヴィップスは、以前にF1スーパーライセンスを取得するためにRB8で300kmのテスト走行を実施しているが、最新マシンでの走行は初めてとなる。「アストンマーティン・レッドブル・レーシングがアブダビで開催されるヤングドライバーテストでRB16をドライブする機会を与えてくれたことに非常に感謝している」とユーリ・ヴィプスは語った。「RB8で300km走ったけど、現在のF1カーを運転するのはこれが初めてだ」「学ばなければならないことはたくさんあるけど、できる限り準備をしていく。ここ数戦でリザーブドライバーとしてチームと一緒にいられたことは僕にとって良いことだった」2009年から2011年にレッドブルのジュニアチームであるトロロッソで55戦のF1レースをスタートし、その後、WECとフォーミュラEで成功を収めているセバスチャン・ブエミも来週もマシンを走らせる予定となっている。「昨年のシルバーストンでのピレリテスト以来、マシンを運転していないので、アブダビでのテストは僕にとって非常に重要だ」とセバスチャン・ブエミはコメントした。「シミュレーターで多くの時間を費やしているし、実際のマシンを運転する機会があった方が相関関係のためにはるかに有益だ」「実際のマシンと比較してシミュレーターがどのように動作するかについてフィードバックを与えることができる。また、追加のドライバーがチームにフィードバックを提供する機会も提供する。素晴らしい機会だし、本当に楽しみにしている」ヤングドライバーテストは、今週末のF1アブダビGPの決勝の翌々日となる12月15日(火)にヤス・マリーナサーキットで1日にわたって行われる。