レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの決勝レースを振り返った。F1バーレーンGPではマックス・フェルスタッペンが2位表彰台、そして、アレクサンダー・アルボンが自身2度目の表彰台となる3位でフィニッシュ。レッドブル・レーシングにとっては2017年のF1日本GP以来、ホンダのF1エンジンにとっては昨年のブラジルGP以降で通算3度目、レッドブル・ホンダとしては初となるダブル表彰台となった。
この日のレースはオープニングラップでロマン・グロージャンがクラッシュしてマシンが炎上するという大事故が起こった。クリスチャン・ホーナーは、まずその事故からグロージャンを救ったFIAとマーシャルの功績を称えた。「まずは今夜、ロマン・グロージャンが無事であることに心から安堵している。すべてはFIA、特に躊躇うことなくロマンをマシンから降ろす手助けをしたイアン、アラン、マーシャルの功績だ。彼らは真のヒーローだ。我々はFIAが果たしている役割を過小評価することがあるが、今日、ロマンはその共同作業と安全対策のおかげで命を救われた」「我々のドライバーに関しては、マックスはマシンからすべてのパフォーマンスを引き出して2位でフィニッシュし、このトラックで我々の2013年以来となる表彰台を獲得した。最後に追加のピットストップを行ったが、それにより、ファステストラップの追加ポイントを獲得することができた」「その間、アレックスも強力なレースをみせた。スタートでセルジオにポイントを奪われたのは不運だったし、今日彼らの差はごくわずかだった。セルジオの不運がアレックスの幸運となり、彼に3位表彰台、我々にとって2017年の日本GP以来となるダブル表彰台をもたらした」「また、今日の結果によってコンストラクターズ選手権2位が確定したことは励みになることであり、これから残りのレースで両方のドライバーが順位をさらに上げることに集中できるようになった」
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