レッドブルは、2010年もルノーのエンジンを搭載することを発表した。ルノーは16日、F1チームの株式の大部分をジェニイ・キャピタルに売却してF1に残留することを決定。2010年もレッドブルへのエンジン供給を続けることを明らかにした。それを受け、レッドブル・レーシングは、2010年もルノーエンジンを継続することを正式に発表した。
クリスチャン・ホーナー (レッドブル・チーム代表)「レッドブル・レーシングにとって、2009年はこれまでで最高のシーズンとなった。1年のうちに6回の優勝と4回の1−2フィニッシュを達成することができたが、この全ては、我々のパートナーであるルノーの素晴らしいサポートがあったからこそ可能だった。ルノーとの協力体制には非常に満足しており、2010年も実り多きパートナーシップとなることを期待している」 ルノー (プレスリリース)「2005年と2006年の成功へと導いてくれたチームのコアとなる部分やアイデンティティー、また、チーム名を2010年も保持することになった。来年度もヴィリィ・シャティヨンからエンジン供給を受けることになるが、ルノーはレッドブル・レーシングとの契約延長に関しても喜んでいる」ベルナール・レイ (ルノーF1チーム社長)「2010年もレッドブル・レーシングとの建設的な関係を続けていくことになった。2007年以来、ルノーとレッドブル・レーシングとの関係はさらに緊密なものとなった。この成功を基礎に、レッドブル・レーシングの今後の活動に貢献し、共にさらなる成功を収めることができると信じている」関連:ルノー、ジェニイ・キャピタルへのF1チーム株式売却を発表