レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンをレッドブルとアルファタウリのチーム間で再び交代することは“無意味”だとして完全に除外した。今季、アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、前戦F1イタリアGPで衝撃的なF1初優勝を果たすなど素晴らしいパフォーマンスを示している。一方で、アレクサンダー・アルボンはレッドブル・ホンダでチームメイトのマックス・フェルスタッペンに匹敵できずにいる。
そのため、昨年とは逆にピエール・ガスリーとアレクサンダー・アルボンを交代させるべきとの声が挙がっている。今週末のF1トスカーナGPに先立ち、クリスチャン・ホーナーは、レッドブル・ホンダの2021年のラインアップに関する最終決定を年内に行うことを確認したが、チームの現在の焦点はRB16のパフォーマンスの問題に取り組むことだと強調した。「ピエールは素晴らしい仕事をした」とクリスチャン・ホーナーは語った。「トロロッソに降格して以降、彼は自信をつけてきた。彼は信じられないほどいい走りをしている。アルファタウリは彼と素晴らしい仕事をしている。それが彼にとってうまくいっているのを見るのは良いことだ」「レッドブル・レーシングのシートが確保されている限り、我々はアレックス・アルボンに焦点を当てている。我々は彼にそのシートを維持するための最良の機会を提供したいと考えている」「ドライバーを元に戻すことに意味はない。アルファタウリはジュニアチームではなく姉妹チームになった。フランツ(トスト)はピエールに満足していると思う」「最終決定は年内に行われる予定だが、ドライバーを入れ替えるべきだと我々の方からプッシュするつもりはない」「我々はRB16に抱えているいくつかの問題に取り組みたいと思っている。我々はそれを理解し始めているし、修正を完了したところから改めてスタートするのだ」クリスチャン・ホーナーは、現在アルファタウリがジュニアチームではなくレッドブルの姉妹チームであるというコメントについての質問にに次のように説明した。「我々は許可されている規制の範囲内で相乗効果を生むプロジェクトを実施している。たとえば、風洞の共有は来年初めてに行われる。これは財務的な観点から完全に理にかなっている」「それが私が言及していたことだ。レッドブルは長年にわたって非常に多くの若いドライバーに投資してきた。それは今後も続いていく」
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