レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、現状を象徴するかのようなスピンをF1ハンガリーGPのフリー走行3回目で見せた。第1戦F1オーストリアGPでの苦戦の後、レッドブル・ホンダF1は第2年F1シュタイアーマルクGPにむけてマシンをアップデート。決勝では3位表彰台を獲得し、パフォーマンスは改善したかと思われた。
しかし、昨年マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得し、本来であれば相性のいいはずのハンガロリンクでレッドブル・ホンダF1は苦戦を強いられている。ドライで行われたFP1でマックス・フェルスタッペンはトップから1.432秒差の8番手。レッドブル・ホンダ RB16が抱えている特定の問題について質問されたマックス・フェルスタッペンは「とにかく全体的なバランスがとれていないことだ」とコメント。「だから僕たちはそこを見ていく必要がある・・・でも、幸運にも一夜あるし、それを調べて、いくつかの変更を施し、明日にむけて改善していく」レッドブル・ホンダF1は、カーフュー(外出禁止令)を破ってRB16の調整に励んだが、迎えた土曜日のFP3でも状況に改善はみられていない。マックス・フェルスタッペンは、ターン12でスピン。特に変わったステアリングさばきをしているわけでもない場面で突如リアが出てしまっている。アンダーステアが出てパワーをかけられないRB16の現状を象徴するような場面だ。最終的にマックス・フェルスタッペンはFP3でもトップからがトップから0.647秒差の6番手と苦戦。アレクサンダー・アルボンは、フェルスタッペンから約0.5秒差の12番手というタイム。アレクサンダー・アルボンは「何よりも予測可能性だ」とアレクサンダー・アルボンは語る。「それは1つのコーナーや特定の場所での大きなマージンではなく、とにかくあらゆる場所で予測不可能だ。マシンは僕たちが望むものではないし、僕たちは何が起こっているのかを見つけるためにいくつかの作業を行う必要がある」予選までのインターバルは2時間。そこでチームとドライバーがどこまで合わせ込めるかが重要になってくる。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 7月月18日午前4時11分PDT