レッドブル・ホンダF1チームは、F1 Esports Virtual Grand Prixの第3戦 F1バーチャルGPのアレクサンダー・アルボンのチームメイトとして、レアル・マドリードのゴールキーパーであるティボー・クルトワを起用することを発表した。レッドブル・ホンダは、F1ドライバーのマックス・フェルスタッペンが公式ゲーム『F1 2019』で行われる同大会への参加を拒否しており、第1戦では自転車競技選手のクリス・ホイ、第2戦ではクリケット選手のベン・ストークを起用していた。
そして、F1中国GPの舞台である上海インターナショナル・サーキットのバーチャルトラックで開催される第3戦にはティボー・クルトワがRB15を操作することになった。現在、スペインのラ・リーガでレアル・マドリードでプレーするティボー・クルトワ(27歳)は、世界をリードするゴールキーパーのひとり。ベルギー代表のゴールキーパーを務め、2018年のロシアワールドカップではベスト16で日本代表を破り、ゴールデングローブ賞を受賞している。ティボー・クルトワは「今週の日曜日にバーチャルGPでアレクサンダー・アルボンと一緒にアストンマーティン・レッドブル・レーシングのレースに参加し、レッドブル・eスポーツファミリーの一員になれることを本当にうれしく思っている」とコメント。「彼らは僕といくつかのヒントを共有し、過去数週間にわたって僕が訓練するのを助けてくれたので、今は本当にレースを楽しみにしている。僕はこのゲームが大好きだ。アレックスと何度か対戦したことがあるけど、他のF1ドライバーとのレースはとても素晴らしいね。 ここ数週間の練習では、常にグリッドの真ん中あたりにいたので、ポイントを獲得したいと思っている」F1バーチャルGPには、アレクサンダー・アルボンをはじめ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ジョージ・ラッセルとニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の参戦がすでに決定しており、噂ではレーシング・ポイントのセルジオ・ペレスとランス・ストロールもそこに加わるとされている。F1バーチャル中国GPは、4月19日(日)の18時BST(日本時間26時)から行われ、F1公式サイト、YouTube、Twitch、Facebookで生配信される。