レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーは、セバスチャン・ベッテルはチームにとっては“過去の存在”だとし、2021年にベッテルを獲得するためにマーケットに乗り出すことはないと語った。今年でフェラーリとの契約が失効するセバスチャン・ベッテルは、かつてレッドブルとともに4度のダブルタイトルを獲得した。だが、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは最近、レッドブルはセバスチャン・ベッテルを再雇用する余裕はないと述べていた。
そして、クリスチャン・ホーナーはメルボルンで La Gazzetta dello に次のように語った。「我々たちは彼と素晴らしいひとときを過ごしたが、今では彼は我々の過去に属している。そして、我々は過去を振り返らない」「去年、セブはシャルル(ルクレール)にやや苦しんでいるように見えたが、彼は素晴らしいドライバーであり続けている」「彼が望んでいるマシンを手に入れたら、彼はまだ非常に競争力がある」オーストラリアGPのキャンセルに先立ち、クリスチャン・ホーナーはレッドブル・ホンダがタイトルに挑戦する準備ができているという憶測についても尋ねられた。「我々たちは非常に良い冬を過ごしました。2013年以来最高だ。勝利のために戦う準備ができている」とクリスチャン・ホーナーは語った。「ホンダは大きな進歩を遂げており、マックス・フェルスタッペンは今日のF1で最もエキサイティングで壮観なドライバーだと思う」「彼とルクレールはF1の未来だ。だが、ルイス・ハミルトンがまだビジネスをしているので、3人の間で壮大な決闘が見られると思う」