レッドブル・ホンダF1のレースエンジニアリング責任者を務めるギヨーム・ロケリンが、3日間のF1バルセロナテストでの2020年F1マシン『RB16』の進捗を語った。F1バルセロナテスト最終日、レッドブル・レーシングは、午前のセッションをマックス・フェルスタッペン、午後はアレクサンダー・アルボンが担当。フェルスタッペンが86周、アルボンが83周と計169周を走行し、多くのデータを収集した。
「チーム全体にとって本当に素晴らしいテストになったし、私としては、最近では最も満足の行くプレシーズンテスト第1周だったと言える」とギヨーム・ロケリンはコメント。「トラブルは一切なく、マシンもずっとスムーズに走ってくれた。午前中に小さな問題はあったものの、修復は簡単だったので、マックスはレースシミュレーションをすべてやり遂げている」「午後のアレックスも同様の作業に取り組んだが、残念ながら何度か赤旗が振られてしまい、すべては手を付けられなかった。それらの遅延がありながらも、アレックスは80周以上を走れたので、とても満足している」「調子は良く、2週目に向けて素晴らしいプラットフォームを築けており、来週はパフォーマンスに力を入れていければと思っている」