レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、新たにブランド変更されたアルファタウリ・ホンダは、ルールが許す限り、レッドブル・レーシングから直接的なサポートを与えられると語る。ザルツブルグで開催されたアルファタリ・ホンダ AT01の発表イベントに出席したヘルムート・マルコは、トロロッソからアルファタウリのチーム名変更は、単なるフェイスリフト以上のものであると説明した。
「この名前に変更され、あらゆる宣伝が行われ、資金が販売促進につぎ込まれることで、リソースに対する需要は明らかに増加しました」とヘルムート・マルコは motorsport-magazin.com に語った。AT01の発表イベントで、アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、コンストラクター選手権を5位でフィニッシュすることが目標であると述べたが、ヘルムート・マルコはレッドブルのシニアチームとのダイナミクスに変化があることを認めた。「ジュニアチームから姉妹チームへの転換し、アップグレードされる。すべてが許可され、我々に十分な能力がある限り、アルファタウリにも同様に提供される」とヘルムート・マルコは語った。レギュレーションと時間的の制約により、グリッド上に同一の4台のマシンが存在することはないが、ヘルムート・マルコは、アルファタウリ・ホンダ AT01が昨年のレッドブル・ホンダ RB15の複製としてシーズンを開始し、シーズンが進むにつれて新しいレッドブル・ホンダ RB16の側面を引き継いでいくことを示唆した。「もちろん、タイムラグがある。レッドブル・レーシングの開発のペースに伴い、特にシーズンのこの早い段階で、我々はより自分自身に挑戦している。未処理分は3〜6か月だ」「レッドブルで大きな進化が起こったが、それはシーズンの途中までにアルファタウリに組み込まれる可能性がある」だが、ヘルムート・マルコは、2020年のレッドブル・ホンダ RB16で根本的に再設計された一部のパーツ(ノーズ、フロントサスペンションなど)は、古いコンセプトに適合させることが難しいため、アルファタウリノマシンでは見られないことを認めている。
全文を読む