レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、昨シーズに学んだ教訓を今年に適用することができ、2020年はレッドブル・ホンダがF1ワールドチャンピオンに挑戦する“絶好の機会”であり、昨年、ホンダのF1エンジンを搭載したレッドブルはスタートで後れを取ったが、マックス・フェルスタッペンは、メルセデスの8連勝にストップをかけたドライバーとなった。
F1オーストリアGPでシーズン初勝利を挙げたマックス・フェルスタッペンは、その後、ドイツとブラジルでも勝利を重ねた。3勝はメルセデスのドライバー以外で最も多く勝利したドライバーであり、フェルウタッペンは9回の表彰台を獲得してランキング3位でシーズンを終えている。2020年のF1世界選手権に関して、レッドブル・ホンダはもっと多くの結果を達成することを望んでいる。「おそらく5～6年ぶりにレギュレーションが安定することになり、それは我々にライバルと戦うための絶好の機会を与えてくれる」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「昨年学んだ教訓がRB15からRB16に引き継がれている。チーム内の安定性もあるし、昨年後半に築いた勢いも加わって、今年我々は強い挑戦をするのに非常に良い場所にいることになる」しかし、クリスチャン・ホーナーは、それはすべてレッドブルの手の中にあるわけではなく、エンジンパートナーであるホンダがそのパーティーに参加する必要があることも認める。昨年、マックス・フェルスタッペンが9回、トロロッソ・ホンダが2回とホンダのF1エンジンを搭載したマシンは11回の表彰台を獲得した。「挑戦を仕掛けることができる大きな要因はパワーユニットだ。我々にはホンダという非常に意欲的で競争力のあるパートナーがいる」「ホンダは2019年に素晴らしい仕事をしたし、パワーユニットのアップグレート毎により多くのパフォーマンスとパワーをもたらした」「我々は主要なライバルに近づいているように感じている」