レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンの将来は“オープン”なままであり、来年は契約交渉を進めることになるが、フェルスタッペンがレッドブルに留まることに“自信と希望”を持っていると語る。マックス・フェルスタッペンのレッドブルとの契約は2020年末に期限を迎えるが、メルセデスへの移籍も噂されるなか、まだ2021年以降のレッドブルの残留にコミットする準備はできていなことを明らかにしている。
「あまり心配はしていない。まず第一に、約束されたすべてのものと、実際に提供されるものを詳しく調べたいと思っている」とマックス・フェルスタッペンは Auto Motor und Sport に語っている。父親のヨス・ジョスも、レッドブルがパフォーマンスを向上させなかった場合、2020年シーズンはマックス・フェルスタッペンにとってもう1つの“失われた年”になるかもしれないと述べている。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ヨス・フェルスタッペンのコメントを重要視しておらず、マックス・フェルスタッペンはチームにコミットしていると語る。「マックスは父親とは非常に異なる人物だ。彼はより大きなイメージで見ている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼は日本GPの前にSakuraに行き、ホンダのエンジンの開発とF1へのコミットメントを目にした」「彼は工場で何が行われているかを見ている。残念ながら、レーシングパパは少し興奮しすぎることがあると思う」マックス・フェルスタッペンはドライバーズタイトルを獲得したいという事実を秘密にしておらず、クリスチャン・ホーナーは、レッドブルが定期的に勝利に挑戦することができるマシンを与えることができれば、彼は間違いなくとどまるだろうと語る。「それは我々の管理下にある。彼はチーム環境にとても満足している。彼はここで野心を実現したいと思っており、それを行うためのプラットフォームを彼に提供するのは我々次第だ。私はできると確信しておりす、希望を持っている」ただし、2021年のグリッドは大きく様変わりする可能性がある。ビッグネームの一部はフリーエージェントであり、チームは来年中盤に交渉が始まるまで待たなければならない可能性が高い。「そうでなるはずだ。マックス、ルイス(ハミルトン)、セバスチャン(ベッテル)は全員、2020年末に契約が満了するため、4人のビッグプレイヤーのうち3人が市場に出ることになる」「必然的に、全員が来年を通して個々のチームの相対的なパフォーマンスを見るのを待つことになる。それは来年の前半と言える」