レッドブル・ホンダは、ホンダのホームレースとなるF1日本GPでアレクサンダー・アルボンが4位入賞を果たしたものの、メルセデスとフェラーリとの差を痛感する結果となった。F1日本GPに向けて、レッドブル・ホンダは、ホンダの“スペック4”エンジンに最適化されたエクソンモービルの新燃料を搭載。チーム一丸となった“鈴鹿スペシャル”体制でレースに臨んだ。
しかし、予選ではフェラーリとメルセデスの後塵を拝する3列目グリッドに沈み、決勝ではエースドライバーのマックス・フェルスタッペンがシャルル・ルクレールとの接触が原因でリタイア。アレクサンダー・アルボンが4位入賞を果たしたものの、優勝したバルテリ・ボッタスからは1分以上遅れてのフィニッシュとなった。クリスチャン・ホーナーは「ハイブリッド時代にF1に復帰して以降で、鈴鹿でのホンダのベストリザルトだと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「それが今日のポジティブな点だ。悪いスタートをした後でも、彼は非常にうまく運転し、それを機能させた」「アレックスは4位を獲得したが単独走行だった。我々はフェラーリとメルセデスが特にレースで強いことを見せつけられたと思う」残り4戦となったが、レッドブル・ホンダはまだ開発の手を緩めることはない。「まだやるべきことはたくさんあるが、どこに取り組む必要があるかはわかっており、いくつかポジティブなものが進行中だ。週末からかなり多くのポジティブなものが得られた」とクリスチャン・ホーナーは語った。