レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、来季のシートが決定していないニコ・ヒュルケンベルグがレッドブル・ホンダやトロロッソ・ホンダに加入することを“想像しがたい”と述べた。ルノーがエステバン・オコンと契約したことでシートを失うことになったニコ・ヒュルケンベルグは、ハースF1チームとの契約が目前だと報じられていた。しかし、ハースはロマン・グロージャンと再契約。ヒュルケンベルグの2020年の選択肢はほとんどなくなった。
ハースF1チームがロマン・グロージャンの続投を決めたことについてクリスチャン・ホーナーは「なぜハースが再契約したのか私には理解できない」と Sky Sports にコメント。「もちろん、彼らには我々が知り得ないような情報を持っていると思うが、傍から見れば、興味深い決断だと言えるだろう」ニコ・ヒュルケンベルグは、レッドブルから2020年のF1シートのオファーがあれば“ノーとは言えない”と語っている。マックス・フェルスタッペンに挑戦することを喜んで引き受けるかと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「あのクルマにノーとは言えない」とコメント。「受け入れるべきだと思うし、相性はいいと思う。明らかに大きな挑戦になるだろう。僕たちが知っているように、マックスはキラーであり、彼は最速の一人だ」しかし、クリスチャン・ホーナーは、ニコ・ヒュルケンベルグがレッドブル系のチームで走る可能性を除外した。「それを想像するのは非常に難しい」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「ニコは優れたドライバーであり、F1のシートを得るに相応しい男だ。だが、レッドブルに関して言えば、才能ある若手ドライバーがいるし、外部に目を向ける必要はない」「来年に向けて、ニコが我々の候補者リストに入るのはイメージするのは非常に難しいと言える」ニコ・ヒュルケンベルグが現実的に2020年にF1グリッドに残るためには、アントニオ・ジョビナッツィとアルファロメオ・レーシングのシートを争うか、ロバート・クビサが離脱を発表したウィリアムズの2択となった。
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