レッドブル「ホンダF1の“スペック4”は期待通りの結果を届けている」

特にマックス・フェルスタッペンは、F1ハンガリーGPで終始ルイス・ハミルトンとバトルを行い、“非常に積極的”に走らせたエンジンを使用し、予選でパワー不足を訴えていた。「今週末、どちらのドライバーもスペック4エンジンでレースをしなかった」とクリスチャン・ホーナーは語る。「もちろん、金曜日にアルボンはペナルティを受けた。両方のドライバーは最終的にスペック2エンジンでレースをし、残念ながらマックスのレースは1コーナーより先に進むことはなかった」「以前のブダペストがレースで勝利を目指してこのエンジンを非常に積極的に走らせていたため、以前のようにパフォーマンスモードでエンジンを非常に積極的に走らせることができなかった。エンジンの走行距離とどれだけハードに走ったかによるだけであり、それ以外のパラメーターは何にはない」クリスチャン・ホーナーは、ホンダの“スペック4”エンジンは明らかに進歩を果たしていると語る。「金曜日に目にした新しいエンジンを走らせた（ダニール）クビアトから得られたパフォーマンスデータは励みになるものだった。その進歩は間違いないものであり、期待して結果を届けている」とクリスチャン・ホーナーは語る。今週末、F1はカレンダーで最もパワーセンシティブなサーキットであるモンツァでレースが開催される。クリスチャン・ホーナーは、優勝候補のフェラーリは“現時点でのパワーユニットのベンチマーク”だと考えている。「彼らは素晴らしい仕事をしている。ストレートスピードは非常に印象的だ。土曜日は特にね。だから、我々全員が目指さなればならないベンチマークだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「だが、その後ろのグループのメルセデス、ホンダ、そして、ルノーが収束しているのは確かだ。間違いなく、ようやく収束したように見える」ホンダは、今週末のF1ベルギーGPでマックス・フェルスタッペンにも“スペック4”を投入。前戦のレースのように予選と決勝で使用されるかは定かではないが、グリッド降格ペナルティを消化することが決定している。