レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1ドイツGPフリー走行2回目のピエール・ガスリーのクラッシュはドライビングミスによるものだと説明した。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、フリー走行2回目の残り20分を切ったところで最終コーナーでコントロールを失ってバリアにクラシュ。マシンの左側は大きなダメージを負った。
セッション終了後、ヘルムート・マルコは「マシンの問題ではない」と記者団に語った。「彼がコントロールを失っただけだ」シルバーストンでは好調なパフォーマンスを発揮していたピエール・ガスリーだが、今回のクラッシュがせっかくの自信を打ち消すことになるかと質問されたヘルムート・マルコだが、それよりもパーツ不足の方を心配しているようだ。「現在、パーツが不足している。それが問題だ」とヘルムート・マルコは語った。ピエール・ガスリーのクラッシュの衝撃は10Gを記録したが、ガスリーに怪我はなく、またギアボックスとパワーユニットも金曜日用のものを使用していたため、今週末の残りの走行には問題はないが、サスペンションを含めて大規模な再構築が必要となる。ピエール・ガスリーは「今夜長い時間をかけて修復に取り組んでくれるピットクルーの皆に感謝すると同時に申し訳なく思っている」と謝罪してる。