レッドブルとホンダF1は、F1ドイツGPで前戦のシルバーストンで発揮したパフォーマンスを繰り返すことができると自信をみせている。F1イギリスGPではホンダのF1エンジンを搭載する3台が予選でQ3進出を果たし、レースではレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが4位、マックス・フェルスタッペンがアクシンデントにも関わらず5位でフィニッシュしている。
レッドブルもホンダF1もホッケンハイムとシルバーストンのサーキット特性は類似していると考えており、今週末もパフォーマンスを発揮できると自信をみせている。ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「F1カレンダーの中でも長い歴史を持つホッケンハイム・リンクは、コースの前半に配されているストレートによって、パワーサーキットとしてよく知られています」とコメント。「PUのパワーが重要で全開率が高いという点では、先日のシルバーストン・サーキットと似た部分があります。そのイギリスGPでは、いいレースペースをみせることができました。今回も予選・レースに向けて確実にセッティングを進め、いい結果を得られればと考えています」レッドブルのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーもパワーセンシティブなシルバーストンよりもホッケンハイムはRB15の特性に合っていると考えている。「シルバーストンでのパフォーマンスを受け、我々はホッケンヘイムに自信を持って向かっている」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「シリバーストーンは、モンツァに次いでカレンダーの中で最もパワーセンシティブなサーキットの一つだ。ほぼ全開でり、それはバルセロナのラップ全体とほぼ同等だ」「だから、我々にとってそれは励みになることであり、ホッケンハイムのようなそれほどパワーセンシティブではないサーキットには心強いことだ」「パワーセンシティブだとわかっているタイムのトラックでメルセデスに近づけたこと、マゴッツ、ベケッツ、コプスを通して、フェラーリに着いていくことができ、マックスがそこでフェラーリの後ろで勢いをつけられたことは、かなりまともなクルマがあるというサインだ」
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