レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1イギリスGPの決勝レースを振り返った。レッドブル・ホンダは、マックス・フェルスタッペンが表彰台をかけて戦っていたが、中盤にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)に追突される不運があり、5位でレースをフィニッシュ。
チームメイトのピエール・ガスリーは、力強いレース展開でF1での自己ベストリザルトに並ぶ4位でフィニッシュした。「レース前半は本当にエキサイティングだった。マックスはルクレールとホイール・トゥ・ホイールのバトルを演じ、彼ら二人の間で素晴らしいレースが展開された」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「素早いピットストップでマックスは前に出たが、残念ながら、アストラップでそのポジションを一時することができなかった。その後、セーフティカーが導入されるまでの残りのスティントで彼らは戦っていた。マックスを再びピットに入れるチャンスが得られ、彼はレースの最後まで走り切ることができたし、ボッタスのピットストップの範囲内にいることはわかっていたので、そこからはマックスとセバスチャンの一騎打ちとなった」「マックスはストウでアウトサイドから追い抜きに成功したが、セブはブレーキングの判断を誤り、マックスのマシンに追突した。大きなヒットだったが、マックスはグラベルから続行して完走することができた。今日は表彰台のチャンスがあったので彼にとってフラストレーションの溜まるレースとなった」「ピエールのレースは非常に力強い週末の続きとなった。フェラーリと激しく戦い、シーズンのベストフィニッシュを達成するためにレースの最後までハードタイヤで非常に長いスティントを走った。彼にとって大きな自信となり、次のレースで勢いをつけるためにこのレースを生かしてくれることを期待している」