レッドブル・ホンダは、2019年 第6戦 モナコGPの決勝で、マックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが5位でレースを終えたクリスチャン・ホーナー(チーム代表)「今日のマックスの走りは見事だった。グリッドポジションを離れた彼はターン1でボッタスを抜きかけたが、十分に並ぶことはできなかった。メカニックはピットストップで素晴らしい仕事をしてマックスはボッタスの前でボックスを離れた。ルールに従っていたし、問題なかった」
「残念ながら、全てがあまりにタイトで結果としてメルセデスがバリアに接触し、スチュワードはマックスに5秒ペナルティを科した。マックスは残りのレースをライオンのように走り、ルイスを追い抜くためにあらゆることを試みた。我々の方がタイヤ戦略が良かったが、仕掛けるためにシケインで近づけたのは実際に1周だけだった。2番手でフィニッシュしたが、トップ4は非常に接近していたので、彼は表彰台を逃すことになった。あのような走りをしたマックスが今日を4位で終えたのは厳しいが、彼はチェッカーフラッグまで諦めなかった。ピエールは昨日のペナルティによる8番手スタートから本当に素晴らしい挽回をみせた。彼は落ち着いていたし、トラックがクリアになったときは速さを見せて、順位を上げていった。2回目のピットストップのおかげで彼はチームにとって重要なエクストラポイントのためにファステストラップを叩き出し、そして、5位まで順位を上げることができた。彼とチームによる素晴らしい仕事、そして、4台のホンダのF1エンジンを搭載したマシンがトップ8に入ったホンダを祝福したい」マックス・フェルスタッペン(4位)「今日は全力を尽くしたし、楽しいレースになった。僕らはすごく競争力があったし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)と戦うのはとても大変だが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けた。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみた。やや接触してしまったけど、ダメージがなくてよかった。ピットストップでのペナルティーは不運だったけど、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う。もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれないけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」 ピエール・ガスリー(5位)「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足している。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがあった。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができた。今日はとてもうれしいし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していく」
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