レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンは昨年のF1カナダGPから上昇傾向にあり、2019年の開幕3戦でのパフォーマンスは“注目に値する”ものだと称賛する。昨年、困難なシーズンスタートを切ったマックス・フェルスタッペンは、ミスから学ぶ能力に疑問が投げかけられ、気性の荒さを抑制し、一貫性に集中することを強いられた。
しかし、それ以来、マックス・フェルスタッペンはほとんどミスを犯さずに2勝を挙げ、2019年は開幕戦での3位表彰台から2戦連続で4位入賞を果たしている。「彼は驚くべき仕事をしている」とクリスチャン・ホーナーは Sky Sports F1 に語った。「昨年を通して、彼は本当に別のギアを選んだ。モントリオール以降、それはかなりの顕著だ」「彼は絶好調だし、彼がいるポジションを楽しんでいる」ホンダのF1エンジンを搭載するレッドブル RB15は、まだメルセデスとフェラーリのパフォーマンスレベルには匹敵していないが、それでもマックス・フェルスタッペンは各レースでマシンから最大限を引き出している。開幕3戦の結果と一貫性により、マックス・フェルスタッペンはドライバーズランキングでフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールを上回り、メルセデスの両ドライバーに次ぐ3位につけている。「彼は今年、3つの非常に強力なグランプリを獲得しました」とHornerは付け加えました。「その点で彼は非常に成熟したと思っている。今シーズンここまで3つの力強いグランプリを走っている。もちろん、バーレーンで表彰台に上がれなかったこと、中国でピットストップ後にセバスチャンを抜けなかったのは不運だった。彼は4位をもたらすために非常に成熟したレースをしていた」「この段階ではポイントを蓄積していくことが重要だ。まだ上位勢とそこまで大きな差は開いていないし、彼はチャンピオンシップでフェラーリの両方のドライバーの前にいる。道のりはまだとても長い。シーズンの段階ではあまり離されずにいることが重要だ」クリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンはこれからまだ良くなっていくだけだとその見通しに期待している。「フェルスタッペンについてエキサイティングなことは、彼が成長を続け、良くなっていくだけということだ」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「F1にとって、マックス、そして、シャルル・ルクレールという次の才能がいる良い時代であり、将来はピエール・ガスリーもそこで見られることを願っている」「新生代のドライバーが上位にいるのはエキサイティングなことだ」