レッドブル・レーシングのF1チーム代表クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーはF1バーレーンGPの自分のパフォーマンスに自信を持つべきだと語る。今シーズン、ダニエル・リカルドの後任としてトロロッソからレッドブル・レーシングに移籍したピエール・ガスリーだが、これまでのところレッドブルのF1マシンで苦戦を強いられている。
冬季テストでは不必要なクラッシュを喫し、開幕戦では予選Q1で敗退してノーポイントで終えたことで、一部ではすでにダニール・クビアトとの交代を推す声も聞かれたほど。F1バーレーンGPでもQ2で敗退し、トロロッソのルーキーであるアレクサンダー・アルボンよりも後ろのグリッドからスタートすることになったピエール・ガスリーだが、決勝では8位入賞を果たし、少なくともポイントを獲得した。だが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストラリアGPで3位表彰台を獲得し、次ぐF1バーレーンGPでも4位でフィニッシュし、ドライバーズ選手権で3位に位置している。しかし、クリスチャン・ホーナーは、ピエール・ガスリーのレッドブル・レーシングでのスタートをあまり悲観的に捉えたくはないと語り、ガスリーはF1バーレーンGPでのパフォーマンスを自信に変えるべきだと語る。「バーレーンで力強いレースができたことはピエールにとって重要なことだったと思う」とクリスチャン・ホーナーはコメント。「彼はいくつかオーバーテイクを見せていたし、特にセルジオ(ペレス)への追い抜きはメインスクリーンには表示されなかったが非常に印象的だった」「特にレース後半でのクリーンエアーでの彼のペースは強力だったし、そこから多くの自信を掴めたと思っている。予選でもっと上位グリッドを獲得できるようになれば、彼にとってはるかに楽になるだろう。それが彼にとって自信を押し上げてくれと思っている」「彼は競争力のあるレースをしていたし、懸命に戦っていた。かなりの台数をオーバーテイクしなければならなかったし、レース後半は特に競争的だった。彼は今週末から多くのことを得られたと思うし、今後のレースに生かせると思う」