ホンダのF1パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングの2019年マシン『RB15』には“空力の鬼才”と称されるデザイナーのエイドリアン・ニューウェイが深く関与しているとマックス・フェルスタッペンは語る。マックス・フェルスタッペンは「エイドリアン・ニューウェイが関与していることは常に非常に良いニュースだ」と Motorsport-Total のインタビューでコメント。
今年のレッドブルのF1マシン『RB14』は、グリッドのベストシャシーではないものの、最高のシャシーのひとつだったと考えられており、マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドで4勝を挙げている。今年、ホンダのF1パワーユニットを搭載したトロロッソの2台は、2019年のレッドブル・レーシングのための実験台として利用され、ライバルよりも多くのエンジン交換を行った。「もちろん、僕たちは優れたクルマを造らなければならない。そして、多くは新しいホンダのエンジンがどれくらいいいかにかかっているし、僕もホンダに期待している」とマックス・フェルスタッペンはコメント。「でも、僕は現実的でいたいとも思っている。実際にパワーユニットがどれくらいの実力があるかは待たなければならない」「今年はすでにかなり良かったと思う。ホンダは多くのエンジンを持ってきた。彼ら(トロロッソ)は後方にいたので彼らはそうすることができた」「僕としてもレースに勝つためであれば、一貫して遅いよりもエンジンがブローした方がいいと思っている」皮肉なことに、マックス・フェルスタッペンが批判を繰り返してきたルノーのエンジンはシーズン後半にパフォーマンスを発揮。メキシコでの優勝を含め、最後の5戦ですべて表彰台に上がっている。マックス・フェルスタッペンは、2019年に向けて期待は持ちすぎないようにしていると語る。「すべてがとても有望に見えるけど、僕は現実的でいたい。まずは僕たちはまだクルマを造る必要があるし、エンジンはパワフルであるだけでなく、信頼性もなければならない」