レッドブル・レーシングは、F1ドイツGPの決勝レースで、マックス・フェルスタッペンが4位入賞。ダニエル・リカルドはマシントラブルによるリタイアでレースを終えた。マックス・フェルスタッペン (4位)「かなりカオスなレースだったので、4位フィニッシュは良い結果だったと思うし、クルマはレースを通して強かった。後半に天候が変化したことで決断が難しい日だった」
「最初に雨が降り始めたときにターン6で小さくスライドしたので、インターミディエイトに交換するためにピットに入ることに決めた。ピットを出てすぐにターン6に着いたら再び乾いていた。うまくいかないことがわかったし、できたかもしれないけど、残念ながら、雨は十分に続かなかった。このような決断がうまくいくときもあれば僕たちが今日経験したようにうまくいかないときもある。セーフティカーによって結果には影響がなかったけど、その時は試してみる価値があった。豪雨になるのがほんの少し遅すぎたし、もっと降っていたかもしれないけど、乾いたコンディションに合わせなければならなかった。僕たちはハンガリーで良い結果を出せる良い状態にあるはずだし、来週をすでに楽しみにしている」ダニエル・リカルド (リタイア)「最初の10~15周くらいはミディアムタイヤで本当に難しかったし、ほとんどグリップがなかった。レースは僕たちの方に向いていたと思うけど、最初の数周は本当に耐える必要があったし、1台ずつ抜いていかなければならなかった。一度クリーンエアに出た後は1分18秒台で走れていたし、その時点では競争力があったと思うけど、実際は今日は自分たちの実力を核にするチャンスは巡ってこなかった。ミディアムタイッヤで長く走れたはずだし、その戦略は終盤に機能していたと思う。29周目にダーン6でダウンシフトしたときに異音が聞こえて、コーナーの立ち上がりで加速したときにパワーを失い、エンジンが変な音を出し始めた。すぐに無線が入り、チームは路肩に寄せるように言ってくると思ったら、その通りだった。詳細はわからないけど、エンジンの何かの故障だ。今日はペナルティを受けていたのでかなりフラストレーションを感じている。いずれにしろ、そうなっていただろうし、それがレースだ。今シーズンはあまりに頻繁にこのような立場にいるような気がする。痛手だ。いつもそうだ。今回のレースのことは忘れてしまうかもしれないけど、観客のことは忘れないだろう。今日は来てくれたみんなに会うことができて本当に嬉しかったし、彼らは僕たちがここに来るのが最後になるかもしれないことを知っていると思う。彼らにとっては良いショーだったけど、僕にとってはそうではなかった。1週間後、僕たち全員が夏休みにい入る前に勝てることを期待している」クリスチャン・ホーナー (レッドブル・レーシング チーム代表)「マックスは好スタートを決めてオープニングラップでキミにチャレンジすることができた。タイヤが全体的なレース戦略で重要な要素になり、状況はすぐに落ち着いた。一方でダニエルはエンジンペナルティを受けて後方からスタートし、良い進歩を果たしていた。あの時点で雨の脅威はあったが、いつくるかを正確に予想するのは困難だった。残念ながら、29周目にダニエルのエンジンが故障した。すでにペナルティを受けていたのでとりわけ失望している。マックスは1ストップ戦略で4番手を走っており、雨が降り出した頃はマックスを含めて数台が膨らんでいたので、ギャンブルに出てインターミディエイトタイヤに交換するためピットに呼び入れることにした。残念ながら、雨が十分に降らなかったのでインターミディエイトタイヤは駄目になってしまったので、マックスはソフトタイヤを履くためにもう一度ピットに戻らなければならなかった。我々のポジションは後ろからの脅威がなかったので、ギャンブルに出る価値はあったと思うが、今回は成果を挙げなかった。その後、セーフティカー導入で全体がひとまとめになったが、マックスは今日の我々のペースを物語る4位でラインを通過した」関連:F1ドイツGP 結果:ルイス・ハミルトンが波乱のレースで大逆転優勝!
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