レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナーは、2019年に実施されるレギュレーションの微調整はレッドブルがメルセデスやフェラーリとの差を縮めるための助けにはならないと主張する。F1は、2019年のF1世界選手権でオーバーテイクを促進させるためにフロントウイング、リアウイング、バージボードを含めた空力パッケージのF1レギュレーションに変更が加えられる。
フロントウイングは幅が1800mmから2000mmに拡大し、デザインを単純化。エンドプレートもシンプルなものになり、上部フラップは廃止される。バージボードも低くなり、リアウイングはDRSの効きを強めるために、開口部が65mmから85mmに拡大され、ウイングの幅と高さも増加する。また、空力だけでなく、燃料制限も増加される。レッドブル・レーシングは、空力に優れたシャシーが特徴だが、クリスチャン・ホーナーは、上記のレギュレーション変更によってエンジンパワーへの依存度がさらに高くなると危惧している。2019年のレギュレーション変更はレッドブルにとって助けになるかと質問されたクリスチャン・ホーナーは「まったくだ」とコメント。「エンジンに依存することになるだろう。誰もが全てが収束し始める良いラインに達したと考えていると思うが、私はまったくそうは思っていない」レッドブル・レーシングは、2019年からホンダのF1パワーユニットを搭載することが決定している。関連:【F1】 2019年F1マシンの変更点を動画で解説
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