ホンダの育成ドライバーである福住仁嶺が、レッドブルとアスリート契約を結んだことが発表された。昨年、福住仁嶺(20歳)は、ARTグランプリで2年目のGP3を戦い、バルセロナとヘレスのフィーチャーレースで優勝。チームメイトでチャンピオンを獲得したジョージ・ラッセル、2位のジャック・エイトケンに次ぐランキング3位でシーズンを終えた。
2018年、福住仁嶺はアーデン・インターナショナル(Arden International)からフォーミュラ2に参戦するとともに、レッドブル・ファミリーの一員としてTEAM MUGENからスーパーフォーミュラに参戦。レッドブルのカラーリングを纏った15号車を走らせる。福住仁嶺は今季終了時点でF1スーパーライセンス取得に必要な40ポイントのうち、21ポイントを獲得しており、来季のフォーミュラ2を5位以上、もしくはスーパーフォーミュラでチャンピオンを獲得するなど、合わせて20ポイントを獲得すればF1参戦に必須のスーパーライセンスを取得できることになる。ホンダは2018年からレッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソにF1エンジンを供給。ホンダとレッドブルの両方と契約を結ぶ福住仁嶺が日本人ドライバーとしてF1に参戦する日も遠くないかもしれない。