レッドブルとカルロス・サインツは、次戦F1ハンガリーGPでサインツがルノーに移籍するとの報道を否定。ただ、将来の移籍については含みをもたせている。報道では、ルノーが結果を出せないジョリオン・パーマーを解雇し、カルロス・サインツとの交代を望んでいると伝えられている。レッドブルと契約を結んでいるカルロス・サインツは、現在、姉妹チームのトロ・ロッソでF1を戦っている。
レッドブルは、カルロス・サインツとの契約を2018年まで延長するオプションを行使したが、サインツはトロ・ロッソでの4シーズン目を過ごすつもりはないとの主旨の発言をして物議を醸していた。ルノー移籍について質問されたカルロス・サインツは「それが実現するなら、そのことについて伝えられていないのはとても奇妙なことだ」と Movister にコメント。「僕が最後に聞いたのは、僕はトロ・ロッソのドライバーだということだ」ルノーのマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールも「サインツがハンガリーでパーマーと入れ替わることはない」と否定している。しかし、ルノーは以前から将来カルロス・サインツの獲得への関心を示している。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコ、トロ・ロッソのフランツ・トストは、適切な移籍金が支払われるのであれば、カルロス・サインツの放出にオープンだとの考えを示している。「メディアで多くのことが書かれているが、カルロスはハンガリーでトロ・ロッソにいる」とヘルムート・マルコはコメント。「そして、彼は残りのシーズンも我々と走ると仮定している」トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストは「現在の私の知識によれば、カルロスはハンガリーで我々と走る」とコメント。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは「カルロスには2年で期限切れになる契約がある」とコメント。「一部のチームが彼を欲しがり、我々に真剣なオファーを出してきたら、我々はそれを検討する準備はできている。だが、それがハンガリーで起こることはないと思っている」だが、ジョリオン・パーマーが今シーズン中にシートを喪失するとの見方は以前として続いており、ザウバーのパスカル・ウェーレインも後任候補として名前が挙がっている。
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