レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、トルコGPへ向けての意気込みを語った。「イスタンブールのRB5のスペックは基本的にはモナコと同じだが、空力面でいくつかのマイナーアップデートを行っている。イスタンブールは流れるような高速サーキットで、ターン8と比較的低速な最終セクションが特に難しい。この点ではバルセロナと少し似ていると言って良いだろう」
「トルコGPはチャンピオンシップ争いにおいても重要なレースだ。我々の目標は、素晴らしい走りを見せているブラウンにチャレンジすること。また、前の2戦ではフェラーリが明らかにかなりの進歩を見せていた。とくに過去3年間のトルコGP優勝チームであることを考えると、フェラーリが今週末も重要な役割を担うレースになると思う」 「トルコの高速コースはモナコとはまったく異なるチャレンジとなるが、我々のクルマの特性には適しているコースだと思う。昨年度のマークはこのサーキットで競争力を発揮しているし、BMWの‘金曜日ドライバー’として2007年トルコGPでF1デビューを飾ったセバスチャンは、2回のセッションのトップタイムを記録している」 「今回のトルコは力強いリザルトを達成することが重要となる。目標はチャンピオンシップをリードするチームとのポイント差を縮めること。いくつかのレースではKERS搭載車に対してパフォーマンス面で妥協しなければならないこともあったが、今シーズンは今のところどのサーキットでもコンペティティブな戦いができている」 「これまでのほとんどのレースがそうだったが、トルコはどうしても気温が高くなるので、ソフトタイヤのマネージメントが重要なカギとなる。 高速コーナーでタイヤを乱暴に扱わないが重要で、これが最終的なリザルトを左右するポイントとなるだろう。週末が楽しみだ。きっと、とてもおもしろいレースになるだろう」開催日程:2009年 F1 トルコGP
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