レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2016年もメルセデスの支配が続くことになると予想している。クリスチャン・ホーナーは、実際にはレッドブルが生産するシャシーはメルセデスのマシンに匹敵していると考えている。「ウィングのセッティングやコーナーリングスピードを見ることができるが、我々は彼らと比較してもかなり競争的だ」とクリスチャン・ホーナーは語る。
レッドブルにとって唯一の問題はエンジンだ。レッドブルは2016年のためにより優れたエンジンを確保しようとしたが、最終的に唯一の変更はパワーユニットをルノーから『タグ・ホイヤー』に変更するだけとなった。1997年のF1ワールドチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴは「それは彼ら自身の失敗だ」と語る。「メーカーは、かなり非難されることをわかって彼らと働きたいと思うだろうか?」ルノーは、2016年に再びワークスチームとしてF1に取り組み、予算もメルセデスに匹敵するものになるとされている。レッドブルは、2016年にその恩恵を受けられることを期待している。2016年もレッドブルで走るダニエル・リカルドは「来週末にでもレースをしたいけど、同時にシーズンが終わったことに満足しているし、来年はもっと良くなると前向きに考えている」とコメント。「僕たちはシャシーに関して、より多くの自信とフィーリングを得てシーズンを終えたと思う。今シーズンは僕たちをユニットして強くしたし、来年みんなともっと良くなるために前進していけることを嬉しく思っている」しかし、クリスチャン・ホーナーは、2016年もメルセデスの一年にねると予想する。「規約は再びかなり安定しているし、メルセデスのギャップは彼らが支配を続けられるほど大きい」