レッドブルは、開幕戦F1オーストラリアGPまでにRB11に新ノーズを投入するために死にもの狂いで働いている。大部分のメジャーチームとは異なり、レッドブルは、先週の最終プレシーズンテストではマイナーなアップグレードしか導入しなかった。Auto Motor und Sport は「予定していたアップグレードは、チーム内部のクラッシュテストに合格せず、ピット内に留まっていた」と伝えた。
2015年マシンが発表されると、パドックはウィリアムズ型の超ショートノーズが広くコピーされるだろうというのが共通認識だった。レッドブルは、新しいショートノーズ・コンセプトに合わせてRB11の最初の大幅アップグレードを設計していたが、ショートノーズはFIAの義務的なクラッシュテストを通過するのがより難しいとされている。同紙は「新しいノーズでレースをしないのであれば、クルマの残りを改良しても意味はない」と報道。「新しいパッケージは超ショートノーズに基づいている」情報源は、レッドブルがメルボルンまでに新ノーズをクラッシュテストに合格させることができれば“大きな前進”だと主張しているという。
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