レッドブルは、F1からの撤退を検討しているとの噂を否定した。 2014年のルール変更に不満を抱いているレッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツは、F1への関与には“明確な限界”があるとF1撤退をほのめかす発言している。噂では、レッドブルがコスワースエンジンを使って別のレースカテゴリーに転向するも言われている。
「そのような話はナンセンスだし、事実無根だ」と、レッドブルのヘルムート・マルコはAuto Bild に述べた。「レッドブルの主義として、トップリーグにいる限りそれより下のクラスに行くなどあり得ない。これはモータースポーツのトップリーグだ。話にならんない」2014年のルールを批判することがあるとすれば、それはレッドブルが“ネガティブな傾向”に敏感だからだとヘルムート・マルコは述べた。「F1が名声を保てるように、我々は見守り、手を尽くす必要がある」また、ルノーからパワーユニット供給を受けるレッドブルが、トップエンジンのメルセデスを使えるように働きかけているという噂もある。 「メルセデスにしてみれば、もし我々に負けるようなことがあれば全てがぶち壊しだ」「彼らは勝つためにファクトリーチームを作ったのだから、メルセデスが我々にエンジンを供給することなど期待していない」また、ヘルムート・マルコは、レッドブルが独自にV6ターボを設計するとの報道について「基本的にわれわれの専門分野はシャシーだ」とコメント。「エンジンを開発するというのはそれ以外に選択肢がなくなった場合に限られる」
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