レッドブルは、序盤の危機的な状況が明らかになったことで、ルノーからホンダにエンジンを変更するのではないかと噂されてる。ワールドチャンピオンのレッドブルの問題を多くは、エンジン供給元のルノーが新しいV6ターボ“パワーユニット”規約に苦戦していることの影響が大きいことは疑いのない事実。
そのため、4年連続でダブルタイトルを獲得し、昨年7月から連勝を続けているレッドブルが、そのような動きをしたとしても驚きではない。既存のF1エンジン供給元であるメルセデスとホンダが最大のライバルであることを考えれば、レッドブルにとってホンダが論理的な選択だと言われている。だが、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2015年からマクラーレンにターボエンジンをワークス供給するホンダにエンジンを変更するという噂を否定した。「レッドブルとルノーの間にはまだ大きな信頼関係がある」とクリスチャン・ホーナーは主張。「我々は現在の契約以外のことに目を向けてはいない」また、セバスチャン・ベッテルは、レッドブルの2014年の問題の範囲を理解して“かんしゃくを起こした”とも噂されており、ベッテルのフェラーリ移籍の噂も再熱している。セバスチャン・ベッテルは「僕は苦しいときに逃げ出すような男ではない。それは仕事にもプライベートにも当てはまる。もちろん、隣の芝生は青いと話したがる人もいるけど、僕たちは正直であること、誠実さ、握手の価値を忘れてはいけない」「特にそれは状況がうまくいっていないときにこそ当てはまるべきだ」セバスチャン・ベッテルは、責任の全てをルノーになすりつけることを拒否している。「誰でも過去に間違いを犯してきた。でも、僕たちは過去数年間、素晴らしい成功を収めてきたチームだし、今僕たちは団結している」「かつて僕たちはそこにいた。僕たちはできる限り最高の仕事をしていくし、それに応じてゴールを調整していく。僕たちに競争力があれば、もちろん、再び勝ちたい。でも、現時点でタイトルについて話をしても意味はない」
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