レーシングブルズは、新たなチーム代表としてF1ベテランのアラン・パーメインを起用することを発表した。この人事は、クリスチャン・ホーナーの解任というレッドブル体制の激震を受けた一連の動きの一環として実施されたものだ。20年にわたりチームを率いてきたホーナーの退任により、これまでレーシングブルズでチーム代表を務めていたローラン・メキースがレッドブルの新たなトップに就任することになった。
その結果、空席となったレーシングブルズの代表職には、同チームでスポーティングディレクターを務めていたパーメインが昇格する形となった。パーメインはF1界で広く知られた存在であり、かつてはベネトン、ルノー、アルピーヌと名称を変えてきたエンストン拠点のチームにおいて24年間在籍。最終的には2023年7月、アルピーヌのスポーティングディレクターを解任された。その後、2024年初頭からレーシングブルズのスポーティングディレクターとしてF1に復帰していた。新たな役職に就任したパーメインは次のように語っている。「チーム代表という役割を任され、大変光栄に思っている。オリバーとヘルムートが私に寄せてくれた信頼に感謝したい」「ピーター(バイヤーCEO)とともに、彼やローランがこれまでに積み重ねてきた素晴らしい仕事をさらに前進させていくのが楽しみだ」「これは私にとって新しい挑戦だが、チームの全員が支えてくれると確信している」
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