ラルフ・シューマッハは、息子デビッド・シューマッハのシングルシーターキャリアでの素晴らしいスタートをあまり重要視していないと語る。デビッド・シューマッハ(16歳)は、F4 UAE選手権の第2戦から父ラルフが運営するUS RacingとコラボレーションしたRASGAIRA MOTORSPORTSから参戦。BWTがスポンサードするピンクのマシンに乗り、デビュー戦でのポールポジション、シングルシーター初優勝を含め、2ラウンドで7戦中6戦で表彰台を獲得している。
「F4マシンでの最初の2つのレース週末はとても楽しかった。正直、こんなに早く勝てるとは思っていなかった」とデビッド・シューマッハは Auto Bild にコメント。だが、F4 UAEへの参戦は今後のF4ドイツ参戦への準備としての位置づけであり、父であるラルフ・シューマッハはUAEでの活躍はそれほど重要視していないと語る。「最後のレースでデビッドが示したことを誇りに思う」とラルフ・シューマッハはコメント。「だが、ヨーロッパに戻れば競争は非常に激しくなることはわかっている」言うまでもなく、デビッド・シューマッハにとって7度のワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは伯父であり、F3に参戦するミック・シューマッハは従兄弟とあたる。「従兄弟のミック(シューマッハ)とF1のグリッドに並べたら最高だね」とデビッド・シューマッハは過去のインタビューで語っている。