ラルフ・シューマッハは、自動車レースから完全に引退することになりそうだ。トヨタで期待はずれの3シーズンを過ごし、2007年にF1から引退したラルフ・シューマッハだが、2008年にメルセデスから参戦したDTMで1勝もできず、14位でチャンピオンシップを終えるなど精彩を欠いた。ラルフ・シューマッハの契約は12月31日に終了しており、延長の交渉はこれまでのところ「結果をもらたしていない」という。
ウィリアムズ時代に6度のグランプリ優勝経験のあるラルフ・シューマッハは、「僕のことは心配してなくていいよ。レース以外のプロジェクトで十分に忙しいんだ」と語った。ラルフ・シューマッハの趣味のひとつは、友人であり船舶デザイナーのアルベルト・ドレットマンとヨットレースをすることだと報じられている。