元F1ワールドチャンピオンのキミ・ライコネンは、自身がレースに出場する傍ら、息子ロビンのモータースポーツ入りをサポートすることに目を向けている。ライコネンは、カートからモータースポーツへの道を歩み始めた息子ロビンが、マラネロでさまざまなバーチャルマシンを使ったリアルなシミュレーターを試しているビデオを公開した。
現時点ではまだ幼い息子に対して優位性があると述べたライコネンだが、2007年のワールドチャンピオンはそれが長くは続かないと予想しており、まさにアイスマン流に「息子は速い」と語った。昨年、カートのシーズンに参加したロビンは、12月に氷上でカートに乗り、あらゆるコンディションで腕を磨いている。マラネロにある高性能シミュレーターで父親と一緒にバーチャル世界の何種類ものマシンに挑んだ息子を見て、長年フェラーリに携わってきたドライバーはその姿に感銘を受けた。「@sim_maranelloでロビンと素晴らしい一日を過ごした」とライコネンはインスタグラムに書いた。「ロビンはシミュレーターでの実際のスピード感をとても気に入っている。間違いなく次のシーズンに向けて良い練習になる」「僕もシミュレーターを試したことがあるけど、その精度と感触には本当に感銘を受けた。僕の方がまだ少し速かったけど、長くは続かないだろう。息子は速い」 この投稿をInstagramで見る Robin Ace Matias Räikkönen(@robinacematias)がシェアした投稿 これに対してコメント欄では、彼の将来についての予想から、いつかフェラーリに行くことになるかもしれないというものまで、さまざまな好意的な反応が巻き起こった。あるユーザーは「10年後にはきっとF1で彼を見ることになるだろう」、また別のユーザーは「トレーニング中のチャンピオン。父と同じ集中力だ」と書いた。「次世代アイスマンがロードされている」という別のコメントもあり、本格的にモータースポーツへの道を歩み始めた8歳の彼に向けて、「アイスキューブ」や「アイスボーイ」といったあだ名が飛び交っている。
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