キミ・ライコネンは、2010年WRC開幕戦ラリー・スウェーデンを30位完走で終えた。F1からWRCに転向したライコネンのWRC初戦となったラリー・スウェーデン。ライコネンは、金曜日にはスノーバンクにはまり1時間半タイムロスしたが、最終的にはトップから37分遅れの30位完走でレースを終えた。「初日はスノーバンクで少し失ってしまったし、3回スピンしたけど、フィニッシュすることはできたし、たくさんのことを学んだ」とライコネンは語る。
「今回がとても難しいラリーになることはわかっていた。常に少しずつ改善していたし、それが僕たちの目標だった。そうだね。雪でタイムを失ったのは少しがっかりだったけど、それもラリーの一部だ」ライコネンは、雪のスウェーデンより、次戦のメキシコのグラベルの方が容易にこなせると考えている。「確かにグラベルの方が全ては少し楽だろう。過去に少し経験があるからね。雪の上では常に少しトリッキーだった」「来週テストがどうなるか様子を見てみるつもりだし、メキシコでは改善できると思っている。そうでなければならない」ライコネンは、ペースノートをより正確に作ることが目標のひとつだと語る。「もちろん、2回目はずっと簡単になったけど、今日と昨日はいくつかのステージで特に良いノートだった。ノートが完全に正しいかわからないときとは大きく異なる」「2回目に通過するときは、若干変えることができるし、それによってずっと楽になる。経験が大きな差になると確信している。次にここに来たときは、とても簡単になるだろう。でも、そううなるには経験を得る必要があるし、ハードにプッシュできるようになるのはそのあとだ」「ドライビングではないと思っている。経験を得て、全てを正しく行わなければならない。そして、速くは走るためには本当にノートが完璧である必要がある」