キミ・ライコネンは、F1引退後の人生の計画は立てておらず、F1のスケジュールから逃れることが引退の背景にある主な理由だと述べた。F1史上最多出走記録を保持するキミ・ライコネンの伝説的なF1キャリアは、2021年シーズンの終わりに幕を下ろす。
多くの場合、F1ドライバーは引退後のプロジェクトを計画しているものだが、キミ・ライコネンは、レースキャリアを通じてそのような構造化された生活を送っていたので、まったくコミットメントしないのがまさに望んでいる道だと語る。「ノープランだ。スケジュールを立てたくはない」とキミ・ライコネンは、F1オランダGPの木曜記者会見で語った。「もちろん、僕がスタートしてからF1での最後の18~19年間、(F1から離れた2020年と2021年には)2年間はラリーもやっていたし、ずっと、次はこれで、この日とその日はどれだとスケジュールが立てられていた。僕はそれを望んではいない」「それが他のことしたいと思う大きな理由のひとつのなのは確かだ」「でも、次のレース、テスト、フライト、次の仕事がいつになるかによって家族の生活が決まることは望んでいない。僕は急いでいないし、それについてもまったく考えていない「もちろん、この状況はかなり前から分かっていたし、これをやったり、あれをやったりという機会は常にあるけど、それについて考えることさえ興味はない」新型コロナウイルスの世界的大流行により、2020年序盤にF1が完全にストップした。これは、キミ・ライコネンが家族と一緒に家で多くの時間を過ごすことを意味した。しかし、キミ・ライコネンは、いずれにしろF1は決して彼の人生のメインではなかったので、家族との時間が増えたことが引退することを納得させたものではないと語る。「いいや、そうではない。F1は常に人生で多くの時間を費やしてきたものだけど、決してそれが僕の人生のメインというわけではなかった」とキミ・ライコネンはコメント。「私はいつも外の生活を楽しんできたし、最近さらにその性格を楽しんでいる。そして、F1での最終結果やここで他の何よりも僕にとってより重要なことがあった」「それが僕にとって重要だった、もちろん、これから何年も家族と過ごす、子供たちは成長している。そして、僕はそこでもっと多くの時間を過ごして。もっと普通のことをしたい」「もっと普通の生活を楽しみにしている」